赤ちゃん苗たち

種の入手は晩秋から冬にかけてが多いです。手に入ったらほぼすぐ蒔いてじっと発芽を待ちます。
雪解けから逆算して一ヶ月ほどのある日、いつまで経っても発芽しないものは冷湿処理が必要なんでしょう。外の雪に埋めました。


種蒔き場所は暖房無しの2階です。室温はほぼ0℃〜10℃。極寒期の夜と私が作業する時だけポータブルのストーブを点けます。
毎日のように種蒔きポットを覗き込み、発根の兆しを見つけたら窓際の明るい場所に移します。
高山系は成長がとてもゆっくり、親株になっても小さいものが多いので、水切れしないよう、でも過湿にならないよう、水やり加減が難しい。


こんなにたくさん芽が出て!という嬉しい叫びも、徐々に淘汰され、最終的には数株になってしまいます。
でも、ほとんど市場に出てない苗を育ててると思うと「むふふ。」と頬が緩みます。

2014年3月31日



2014年3月31日