何もなかった
2006年、ここ共栄の家(旧小学校付)を要らないか?という話が突然来て、初めてここに学校があったと知った。すぐそばの国道は何度も走っているが、道路から見えるのは、元体育館の横に取り付けられた大きな2枚のシャッター部分側、倉庫にしか見えなかった。
でも、なんとなくこの辺の感じは好きだった。白樺がまばらに生えていて。
初めて中の道へ入り、初めて庭を見た。そしていっぺんで気に入ってしまった。タダでくれるという家なので、問題は山積だった。学校は昭和初期に建てられた物、付属する住宅は30年くらい前に改築したらしい。維持管理の大半を担う夫はかなり躊躇した。そして私の「夢」に負けた。(笑)
この頃の詳しいことは下記に
http://blogs.dion.ne.jp/azakyouei/archives/2006-09-1.html
2006年8月21日。
建物の前は何も生えていなかった。右は学校の玄関、左はしは寝室にしている部屋。真ん中が一つだけの大きな教室。
菜園から花壇への変遷は後にして、今日は建物前の移り変わりを少し。
こちらは11月24日。ほぼ正面から見たところ。ここにもタイヤ花壇。(苦笑)でも、タイヤがなければここらに花が育たなかったかもしれない。
玄関までの道は、一番多く通って一番目にするところ、なので、一番手入れも行き届く。どんなに条件が悪くても、ここに花を植えなければ・・・と思ったし、咲かせたかった。
翌2007年6月28日。
寝室の前のとこ。室内栽培してた苗を雪解け後に植えつけて少しは咲いてきた。
10月12日。教室の前。この頃はまだ週に2〜3回通うだけだったので、写真は少ない。少しでも排水を良くしようと、そこらじゅう掘り返した。通路はばんばんに固く、大雨が降ったら川のようになった。雪解け水はしみ込まず、夜に凍ってスケートリンクになる。
さらに翌年2008年7月7日。寝室の前。土は少しずつ盛り上がっていく。
8月26日。この頃は半耐寒性多年草が多い。苗は毎年買わず冬は室内保管してたけど・・・。
やっと2009年5月23日。エゾ砂を足してロックガーデン風にしようと方向転換した。
ここはほぼ一日中日が当たり、真夏は乾きやすい。強い雨が降ると屋根から滝のように降り注ぐ。土も肥料分もすぐ流される。ある意味一番過酷な場所でもあるだろう。まだまだ試行錯誤中でもあるが、それでもここを気に入ってくれたらしき植物も。
それらの紹介はまた今度。